2025年10月31日(金)、神戸市中央区小野浜町にある「デザイン・クリエイティブセンター KIITOホール」にて開催された「森の語り場・第2回神戸森林フォーラム ~元気な里山を次世代に渡すには~」に、代表の和田賢治が登壇いたしました。
本フォーラムは、神戸市が推進する「森の未来都市 神戸」プロジェクトの一環として開催されたもので、里山・森林資源の持続的な活用と次世代への継承をテーマに、多彩な登壇者が集まりました。
当日のプログラムは以下の通りです。
◆開催趣旨説明:黒田慶子 神戸市副市長
◆基調講演:「里山広葉樹の家具材としての可能性」加藤洋氏(カリモク家具株式会社取締役副社長)
◆講演:「神戸市の森林の現状と可能性」栃本大介氏(神戸市建設局森林・防災部森林課森林官)
◆パネルディスカッション:「神戸の里山の木をどう使うか」
パネルディスカッションには、加藤洋氏(カリモク家具株式会社)、和田賢治(合同会社ツバキラボ代表)、東若菜氏(神戸大学大学院農学研究科准教授)、野口僚氏(合同会社六甲山クリエイティブラボ)の4名が登壇し、神戸の里山で伐採される広葉樹材の活用可能性や、資源循環型のビジネスモデル構築について議論を交わしました。
代表の和田は、岐阜県を拠点に木工旋盤の普及・指導や木材加工に取り組んできた経験をもとに、「地域資源を活かした木工・ものづくりを通じた里山再生」という観点からパネルディスカッションに参加しました。
里山の広葉樹材は、建築材として利用される針葉樹とは異なり、これまで十分に活用されてきませんでした。しかし、旋盤加工や家具材などに適した素材として大きなポテンシャルを持っています。ツバキラボが取り組む木工・旋盤の世界と神戸市の森林再生の取り組みが交差する、大変意義深い機会となりました。
神戸市では市域の約4割を森林が占めており、その9割が広葉樹林です。高度経済成長期以降に放置されてきた里山の広葉樹林をいかに再生・活用するかは、全国の中山間地域に共通する重要な課題です。神戸市が先駆けて取り組むこのサーキュラーエコノミーの実践は、岐阜をはじめ多くの地域のロールモデルになり得るものと感じました。
今後も、このようなフォーラムや勉強会を通じて、地域の方々や専門家と連携しながら、里山・地域資源の活用について積極的に学び・実践していきたいと思います。
ご招待いただいた神戸市の皆様、ご一緒したパネラーの皆様に、改めて感謝を申し上げます。
(画像:神戸市役所 https://www.city.kobe.lg.jp/a36279/morinomiraitoshikobe_event.html)
